「鉄槌教師」5話ではモンスターペアレントの問題について紹介します。
モンスターペアレントは本当に悪い親なのか?
普通の親がモンスターペアレントなる原因そして、モンスターペアレントを生み出さないためにはどうすればいいのか検証したいと思います。
モンスターペアレントが教師を追い詰める原因は?
普通の親がモンスターペアレントになるまず一つの原因は、わが子に対する不安が大きいということです。
親なら誰でも自分の子供はかわいいと感じるのは当然のことです。
このウジンの母親もわが子に対してのかわいさから、教師への要求も大きくなります。
こういう親の特徴は、自分の子供だけを見てほしいという理不尽な願いがあります。
そして親は子供のためなら、教師に対しての要求に見境がなくなります。
さらにその要求が叶わなかったとき、クレームやいいがかりですさまじいほど連絡がくるようになり、対応した多くの人がノイローゼに陥ってしまいます。
こうして普通の親はモンスター化されてしまいます。
この作中のチェ・ジソン先生はまさにモンスターペアレントの攻撃にはまり、追い詰められて自死しようとした被害者です。
しかしすんでのところで、教権保護局に救われました。
教権保護局の対応は本当に正しかったのか?
「鉄槌教師」ではモンスターペアレントの対策として、目には目をという戦法をとっていました。
自分が教師に対してやっていることを実際に自分がやられてみて、初めてそんなに嫌なことをしていたかということが理解できたようでした。
観ている方はスカッとしますが、しかし現実的にはこの対応は難しいと思います。
なぜなら、モンスターペアレントと呼ばれる人たちは自分の子供のためにやっているという意識があり、迷惑をかけているという認識はありません。
このストーリーのように実際に被害を被った行動を、直接その親に行っても理解はされないのではないかと思っています。
ですから目に目をとの制裁は、物語的には面白いのですが、現実的ではないと感じています。
モンスターペアレントを撃退するための考察
こういうモンスターペアレントの問題を現実的に解決するには、まず先生へアプローチさせないことが大事だと思っています。
つまり一定の距離間を持たせるということです。
例えばこの物語のように先生に電話や訪問までされてしまうと、もうモンスターペアレントから避けることは大変難しいです。
なら連絡をさせないようにするにはどうすればいいかと言うことですが、学校への連絡は窓口を一本化することも考えられます。
そしてモンスターペアレントから担当教師にどうしても連絡をとりたいという要望があるならば、事務員に要件を話して後からかけさせる、とかメールで応対するなど、担当の教師との距離をとる工夫が大事だと思っています。
作中の母親を見る限りは、とにかく自分の子を教師に特別扱い相手ほしいと思っていますので、教師に必死に取り付こうとすることが考えられます。
親のモンスターペアレント化を防ぐために、親と教師とは一定の距離を保てるように、学校側も対応が必要です。
そうすればある程度の被害は抑えられるのではないかと思っています。
私は、モンスターペアレントと呼ばれている人たちは、たしかに学校や教師に対して問題視されることが多いと思いますが、根本的には子供を何とかしたいという理不尽なまでの親の愛情の裏返しなんだと思っています。
この第5話では、最後、モンスターペアレントと言われている親の生徒のウジンがチェ・ジフン先生に「ごめんなさい、お母さんのせいで辛い思いをさせてしまって」と親の代わりに先生に謝っているシーンがあり、チェ先生は首を振って涙を流しながらジフンを抱き寄せる場面がありました。
これを親が見ていて、先生に辛い思いをさせてしまっていたこと、そしてそれにウジンが傷ついていたことを知り、初めて後悔しました。
つまりこの親は、ウジンが先生を信頼していることを理解したことによって、先生にしてきた仕打ちに対してウジン自身が悲しんでいることを親が知り、親は子供に対してとても恥ずかしいと思ったのでなないかと推測します。
先ほども述べましたが、親のモンスターペアレント化になる原因としてはわが子可愛さからくる暴走であり、それに対して教師が応えてくれなかった不信感により増長するものだと言いました。
私は、施設で働いていて感じましたが、障害がある子供たちから好かれている、信頼されているとその親が感じたとき、その支援員への不信感がなくなると同時にモンスターペアレントと言われる現象が収まったことを覚えています。
そういう経験から、本当の意味でモンスターペアレントを防ぐ対策は、教師が子供に信頼されるように努力し、それをその子の親御さんに理解してもらえれば、このような現象は無くなるあるいは軽減すると考えています。
まとめ
鉄槌教師シリーズで今回は5話のモンスターペアレントについて紹介しました。
これは日本でも深刻な問題として捕らえられていますが、こういった親の心境は、過剰な子供への愛情から来ているものと考えられます。
解決することはとても難しいと思いますが、現実的には親と教師の間には一定の距離感を保つように実践し、教師のプライベートな領域まで踏み込まれないようにすること、そしてとてもハードルは高いのですが、やはり子供から尊敬されるあるいは好かれる先生になることだと思います。
自分の子供が尊敬している教師を、親が嫌うことはないと思われるからです。
皆様はどう思われますか?
今日はここまでです。ではまた。
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