鉄槌教師もついに最終章になりました。
9話ではファジンの婚約者チェ・ガユンを刺し殺したチョ・ギュチョルが釈放されました。
そして高校に入学し、ギュチョルとファジンが最後の対決をいたします。
ギュチョルがファジンの婚約者を殺めた理由を考察
ファジンの婚約者のチェ・ガユンは教師であり、ギュチョルの担任の先生でした。
学校にこないギュチョルを心配し、毎日のように自宅に訪れ登校をうながします。
しかしガユンは心からギュチョルを心配していたにも関わらず、ギュチョルにナイフで刺されて命を落としてしまいました。
そのギュチョルの心理について考察します。
ギュチョルは毎日のように、ガユンが自宅に来て登校するように説得に来ていましたが、そのかいがあってギュチョルにその思いは届いて通うようになりました。
ギュチョルが毎日自宅まで自分のために熱心に通ってくれたガウンに対して、恋愛感情が芽生えるのは無理ありません。
しかしギュチョルにはもう一つの考えがありました。
ギュチョルは以前から考えてきた違法薬物の闇販売のルートを、学校で行うことが都合がよいことに気づいたことでした。
その愛した人がすでに婚約者がいたことへの嫉妬心と、違法薬物の闇売買することを咎められたため殺めてしまったと考えています。
そしてギュチョルはガウンに愛していると涙を流しながら、腹部を刺して命を奪いました。
ギュチョルの卓越した経営能力とは?
ギュチョルの恐ろしいところは、高校が学びの場ではなく、違法薬物の闇売買をすることに対して最高の市場と捉えているところです。
そしてギョチョルは驚くべきことは、売り上げを上げるにはどうすればいいかという、本来経営者が持つべき視点をしっかり捉えているところです。
例えば違法薬物をサプリメントと称して、アルバイトを使い巧みに販売網を広げていきました。
この一連の麻薬密売組織化について、ここまで巨大化できたのもギョチュルの経営者的目線が卓越しているためにできたことだと考えます。
ギョチュルがまっとうな世界で生きていれば、カリスマ経営者になっていたと思うので、こういう悪いことで能力を発揮してしまったことはとても残念です。
ファジンがギュチョルに「チャンスは願ったときにかなうものだ」と言った真意は?
学校の廊下で、ファジンはとうとうギュチョルを追い詰めました。
ファジンはギュチョルに刺されながらも倒したとき、ギュチョルは「最後のチャンスをください」と懇願します。
しかしファジンは「チャンスは与えられるのもではない、願ったときに叶うものだ」と諭します。
その真意について考察します。
私はおそらく日ごろの行いが良ければ、チャンスをくれといわなくても、叶うもんだということを言っているんじゃないかと考えいました。
私は最後にギュチョルは観念し泣き崩れましたが、しかしこれは今までのストーリーような反省してでの涙ではないと感じています。
捕まったことへのくやしさで涙をしていたのです。
彼は根っからの悪で、そのことは自分でも自覚しています。
その証拠に、最後ファジンがギュチョルを殺さなかったことで、ギュチョルはファジンのことを「イエスか、仏かよ」と言って号泣しました。
その心の裏には、自分は悪だから殺されて当然、むしろ早く殺してくれという心境が表れたのだと考えます。
それでも尚、生かされたことに対してのくやしさからの号泣だったと思っています。
ギュチルはなぜここまで悪に走ったのか?
チェ・ガユンはギュチョルを本気で心配し、いつか更生してくれると信じ、毎日ギュチョルの自宅に通うもついにその思いは届きませんでした。
それどころか、ガユンを自分の目的に邪魔者として捕らえて排除されるという、完全に恩をあだで返される形になってしまいました。
ギュチョルはこのシリーズの途中から出演するようになり、少しづつキャラクターが明らかになっていくのですが、どのような観点からみても人に対しての情というものが感じられませんでした。
ガユンを刺したことも教権局をつぶそうとしたこと、そして更に麻薬犯罪ルートを拡大するために普通の学生を巻き込むという、今回のドラマを観ているかぎるでは本当にサイコパスではないかと思えてしまいます。
しかし、これは私の勝手な見解ですが、もしかしたらギュチョルは教師のガユンを刺したことに対しては、婚約者がいるガユンのことを、幸せ者が不幸なものに対しての哀れみをもって接してきている偽善者に映ったのかもしれません。
そして教権局をつぶそうとしたのも、ファジンに対して、元婚約者のガユンのように同じ偽善者に映ったため、このような強硬な手段を取ったのかとも考えました。
また薬物の販売ルートを普通の高校生を巻き込んだのも、幸せな学校生活を送っている生徒に対しての憎しみがあったためと捉えれば、一連のギョチュルの行動が理解できます。
これが真実だとすると、ギュチョルは今回のドラマでは明らかにされていない、何か差別的な大きな苦しみを抱えていたため、世間に対しての復讐心からこのような犯行をしでかしたという推測も成り立ちます。
教権保護局今後の展開は?
10話の中では、一時教権局が閉鎖したり、ファジンは学校でギュチョルを殴ってしまい、責任を取ると言ったことで、これで解散して終わるのかと思いまししたが、ガンソク長官の放送で教権局は存続すると伝えられました。
ということで今後もシリーズ化していくことが予想されます。
Netflix配信前には放映することにかなり反対されていたこともありましたが、全体を通してみると、現在の教育問題を鋭く指摘されている良質なドラマだと思いました。
教育ドラマはなかなかナイーブな面がありますので、ここまで問題を真正面から当たっていくのも大変勇気があると思いますし、しかもまたそれをスカッと解決していく展開に、心地よさも感じました。
今後のシリーズも楽しみにしたいと思います。
まとめ
10話で鉄槌教師も1シーズンが終了しました。
このドラマは教育上でのとてもセンシティブな問題を、直球で解決していくような痛快さがおもしろい要因だと思います。
基本的に1話完結しているので、飛ばしても全然話はわかります。
個人的には、最後のギュチョルだけはもっと話を深堀りしてほしかったなと思いました。
時間があるならば視聴することをお勧めします。
今日はここまでです。 ではまた。
鉄槌教師関連記事
こちらもご参照ください。




コメント