「鉄槌教師」8話 受験は子供のためか親のためか?追い詰められた親が取った行動は?

ヒューマンドラマ

「鉄槌教師」も佳境にはいりましたが、この話は韓国の受験戦争において、追い詰められた親が、わが子を有名大学に入れるために取った許されざる行動と、子供の苦悩についてのストーリーです。

韓国の教育事情は日本よりも過激なことで知られています。

一流大学へ入れるために、子供以上に親が必死になっている姿もたびたび報道されてます。

ここでは子供を一流大学へ入れるために、親の取った禁断の行動を紹介したいと思います。

一流大学へ入れるための親の取った恐るべき行動とは

高校3年生のヒョンビンは、期末試験中倒れます。

医務室に駆け寄った母親は、息子に落ちつくからと錠剤をのませます。

その時場内放送で尿検査を実施しますと流れます。

それを仕掛けたのが、教権保護局でした。

理由は生徒の中には受験目的でADHDが使用された疑いがあるためでした。

検査の結果相当数の生徒に薬物反応がでましたが、特にヒョンミンは致死量に及ぶ深刻な症状ということが解りました。

しかし、ヒョンミン親子はその場から逃げ出し、自宅へ帰ってしまいました。

教権局のナ・ファジン(キム・ムヨル)監督官は、イム・ハンリム(チン・ギジュ)、ボン・グンデ(ピョ・ジフン)と共に自宅に向かいます。

自宅には鍵がかかていましたが、ハンリムが外から窓ガラスを割って侵入しました。

そこには禁断症状になっているヒョンミンと薬を飲まそうとしていた母親がいて、3人は取り押さえました。

母親は「眠気が無くなる、集中力が良くなる薬だから子供のためにのませている」との言い分でしたが、ファミンは「この薬は確かに集中力が増すし、医学部に行ける薬と言われていますが、同時に人を殺す薬です」と母親を諭します。

しかし、母親は「財産も人脈も後ろ盾もない人が、成功するには一流大学へ行かなければならない、ソウル大学医学部へ行けなかったら責任とれるの?」と引きません。

そこでファミンは「そんなに後ろだけがほしければ母親が医学部を受ければいい、母親が後ろ盾になればいい」と驚くべき提案をします。

そしてファミンは母親に児童虐待として家で監禁します。

ファミンは母親に大学の模擬試験を渡し、これで勉強して医学部の合格ラインの達したら監禁を解除し、ヒョンミンに会わせると約束しました。

母親のADHDを手に入れる経緯と息子に服薬した動機とは?

ヒョンミンの母親は、以前同じクラスの母親連中から受験の情報を入手していました。

その中でも特に優秀な生徒の母親にすり寄っていましたが、ヒョンミンの母親が息子の精神力の弱さを打ち明けると、集中力が増すからと錠剤を渡されました。

その錠剤を試しに息子に飲ますと、確かに集中力が持続して成績もアップしていきました。

確信を得た母親は、ネットでこの薬がADHDということはわかりましたが、もっと効果が期待できる薬はないかと掲示板で呼びかけました。

母親は掲示板で薦められた薬も入手して、ヒョンミンに服薬したところ、成績も1番になりました。

しかし、ヒョンミンの体には深刻なダメージが蓄積し、禁断症状や鼻血といった自覚症状もでてきました。

ヒョンミンは肉体的にも精神亭にも追い詰められノートに死にたいと書くなど、明らかに深刻な状態になっています。

しかし、母親は、「あなたのために今までがんばってきた親が可哀そうだと思わないの? もう少しだからお母さんのためにがんばりなさい」と励まします。

そして上述のように、教権局が立ち入り尿検査でヒョンミンが深刻な薬物反応が出て、ヒョンミンは入院、母親は自宅で隔離されました。

教育ママへの対処法

教権局のファミン監督官は、ヒョンミンの母親に、自ら医学部に行くことを勧め、問題集を渡し、これをクリアすれば医学部へ行けるので、そうなればヒョンミンに会わせると言いました。

母親は驚きましたが、隔離を解除するために、ファミンにしたがい勉強しました。

ヒョンミンと同じようなスケジュールでの勉強に、母親も精神的に参ってしまいます。

一方、緊急入院したヒョンミンは最初は禁断症状がみられましたが、徐々に回復し禁断症状も無くなってきました。

そして胸の内をグンデに打ち明けます。

「勉強が嫌で死にたいと思ったら薬を飲めば消える、しかしまたすぐ死にたいと思ってしまう。薬を飲むのは生きるためだった」と切実な悩みを打ち明けました。

一方、母親の方も、ファジンに自分の想いを打ち明けます。母親は「夜明け前に食事を作ったり、自分の時間もない、趣味も持てない、すべて息子のためにやったこと、私は息子の犠牲になった」と訴えました。

しかしファミンは「ちがいますよ、母親のために無理をしたヒョンミンがあなたの犠牲になったんですよ」と諭しました。

母親は言葉を失いました。

このように教育に過熱になる親は、自分の学の無さで屈辱を味わったことに対して、子供にはそんな思いをさせたくないという親心から発展しているのかなと思います。

というわけで、親がそんなに勉強していないのに、それを押し付けられる子供はたまったものではないですよね。

日本は昔は学歴社会だったので、こういう傾向は少なからずあったと思います。

私も親から勉強しなければ俺みたいになるぞと言われて、それなら自分で勉強しろよと言いたいときもありましたが、このドラマはまさにそのような展開でしたのでスカッとしました。

結局この話の最後では、回復したヒョンミンが医学部を受けるのを辞めて、それを母親に話しました。

母親はびっくりしていましたが、ヒョンミンはやさしく母親を抱きしめ、自分のことで苦しまないでと話しかけます。

最後に母親は無念な表情でしたが、結局はあきらめたようでした。

まとめ

韓国はまだまだ学歴社会の文化が根強いのは知られています。

学生以上に親の方が真剣になって、このドラマではついに麻薬まで手を出してしまいました。

最終的に親のプレッシャーに打ち勝って、目標大学に入れた人はよかったのですが、そのが叶わず、親も子供も絶望してしまった場合、精神的に将来に影響を及ぼす可能性もあります。

受験生の人は本当に大変なのは良く解っていますが、あまり背伸びをせずに自分のペースで頑張っていただきたいなと思いました。

今日はここまでです。ではまた。

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