これは「九条の大罪」6話、7話の話になります。
普通の女性だった笠置雫は、イケメンの中谷修斗の誘いにのり、転落していった話になります。
そしてここでは、セクシー女優になった雫にとって本当の救いは何だったのかについて検証したいと思います。
風俗嬢に落ちた雫を救えるか?
ここでは人権派の亀岡弁護士が登場します。
この人は特に女性の人権を守ることを専門に活動しています。
ある日、伏見組の若頭、京極清志(ムロツヨシ)の依頼で、九条と烏丸はAVメーカーの社長、小山(シソンヌ長谷川)の弁護を頼まれます。
容疑は女性にAVの出演を強要したということでした。
そのころ一人の女性がAV業界に入ります。
名は笠置雫であり、彼女は町で遊んでいるときに、中谷修斗に声をかけられ、バーに通います。
そして彼女が金欠になることを知ると、修斗はAV業界への転身を勧めます。
雫は特に抵抗もなくAVの面接を受け、すんなりとセクシー女優になってしまいます。
女優名は雫下ぴえん。
最初はかなり売れて、修斗も相手をしてくれるので、雫はとても幸せを感じました。
そんな折、家族は雫がセクシー女優になったことを知り、亀岡弁護士に相談にきます。
そして雫の両親は亀岡弁護士に頼み、AVメーカー社長の小山から慰謝料を分捕ろうとします。
亀岡弁護士は、九条に慰謝料の請求と出演の刺し止めを要求します。
九条は亀岡に会い、主張をぶつけます。
九条は「なぜAV業界や風俗産業を目の敵にするんですか?」「そこでしか生きられない人を理解していますか?」と問いました。
すると亀岡は「弱い女は売春しろっていうの?日本には生活保護という制度がある」「弱者を食い物にするAV業界を許さない」と真っ向から否定します。
しかし九条は「本人は働きたがっている。19歳だとしても本人の選択権があります。たとえそれが間違ったとしても、それを間違いと決めるのは弁護士や外野ではない、決めるのは本人です」と対抗します。
亀岡は「弱者が騙されているのを見て見ぬふりをしろってこと?」
とお互いの主張がぶつかります。
その後、雫は親のせいでAVの事務所を解雇され、修斗に泣きつきます。
修斗は今度は風俗嬢として働くことを雫に提案します。
雫はそれを受け入れ、デリヘルで働きはじめます。
そのころから雫は修斗から覚せい剤をもらうようになり、精神的にも蝕まれていきます。
さらに過食症になり、体調も悪くなっていきます。
そして入れ墨もいれるようになります。
入れ墨を入れたため客がつかなくなり、単価が落ちて稼げなくなります。
悪循環を繰り返し、ねっちもさっちもいかなくなっていきます。
そしてついに雫は、修斗を刺し殺してしまいます。
その後、雫は刑務所に入ります、
亀岡と烏丸は雫に接見し、なぜこうなったのか聞きました。
雫は「亀岡先生には解らない」「私もなぜこうなったのかわからない」と、亀岡の意見を否定しました。
雫は裁判で拘禁3年の刑が確定しました。
刑務所で九条は雫と接見し、雫は「これからどうすればいいですかね?」と聞きました。
九条は「3年後出所して、もし行き場所がないならばうちの事務所にきなさい」と言って
雫は涙を流しました。
まとめ
これはAV業界に入り、転落していく人生を描いたものです。
物語にもありましたが、九条はAV業界や風俗でもそこでしか道が見いだせない人がいるという理論でしたが、亀岡は弱い女性を強要してAV業界にいう理論で真っ向から対立していました。
今回の話の中心は雫でしたが、彼女はセクシー女優になって初めて自分の居場所を確保していました。
人にとって何が幸せかはその人の価値観であり、AV女優だからダメということは、周りからは言われる筋合いではありません。
人にとって不幸なことは、自分の生きる道を他から阻まれたことだと思います。
今日はここまでです。ではまた。
九条の大罪をシリーズにしていますので、そちらもご覧ください。

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