「本心」最後の重ねた手の意味は?そして母親はなぜ自由死を選んだのか?

ヒューマンドラマ

この映画はVF(バーチャル フィギャー)が主となった世の中での、人としての生き様を描いた作品です。

現在でもAIの存在価値が年々高まってきていますが、将来は本当にAIに人の仕事が奪われる時代が来るかと思うと恐ろしくもなりますね。

今回は、最後に朔也の左手に絡ませてきた、右手のなぞと、朔也のお母さんの自由死を選んだ理由について検証したいと思います。

最後の重ねた手は誰?

最後で石井朔也(池松壮亮)が左手を空に掲げたとき、右手が朔也の左手に絡んできますが、この手は明らかに三好彩花(三吉綾花)だと思われます。

右手首に黒いブレスレットをしています。

劇中にも、彩花の右腕には黒のブレスレットをしている場面がありましたので、間違いないかと思います。

またブレスレットは右手にする時と、左手にする時では意味は違います。

右手のブレスレットはパワーを出すということで、特に仕事運や金運を挙げたい特にするようです。

左手は逆にパワーを受け取るという意味で、リラックスしたいというときにするようです。

彩花は災害で、家と仕事を無くして、朔也の家に居候していているので、早く仕事を決めたいという願いをこめたものと思われます。

ではなぜ、イフィーの元へ行ったはずの彩花が、最後に朔也のもとにいたのかを考察したいと思います。

最後はなぜ朔也の元に彩花がいたのか?

彩花は家をなくして、朔也の呼びかけで、朔也のお母さんのいた部屋に住み込みます。

そこで共同で生活を始めます。

最初はお互いぎこちない状況でしたが、敬語を止めて話すようになったり、朔也が以前学校で事件を起こし、退学になったトラウマや、彩花の小さい時からセックスワーカーとして、働かざるを得なかった境遇を、お互いに理解しあうことにより、心が通い始めました。

特に彩花は対人恐怖症になっていて、人と接することができなかったのですが、そんな心の傷を朔也のやさしさで癒してくれたので、特に彩花の朔也への想いは大きくなったと思われます。

しかし、朔也がイフィーからのリアルアバターになって、彩花に告白をしたとき、彩花はてっきり朔也からの告白だと思っていましたが、それがイフィーからのだと知ったとたん、表情が曇り部屋へ帰ってしまいました。

そしてその後、彩花はイフィーのプロポーズを受けたと朔也に伝えます。

朔也はそれがいいと納得していたようですが、彩花はどう見てもうれしそうにはみえません。

これは自分の勝手な憶測ですが、彩花は本当は朔也に止めてほしかったのではないかと思います。

先ほども述べましたが、彩花は対人恐怖症であり、これを初めて乗り越えれそうな人に会ったのが朔也です。

そしてイフィーは朔也のクライアントでもあり、これから報酬も増えるという朔也の立場を彩花は潰したくなかったため、プロポーズを受けたんではないかと思っています。

それは、イフィーとの食事の時、彩花が手を触られても嫌な素振りをしなかったのも、そういう理由があったからだということが見て取れます。

自分としては、彩花はプロポーズを受けていましたが、イフィーにプロポーズをお断りして、最後は朔也のもとに帰って来たのではないかと推測しています。

朔也のお母さんが自由死を選んだ理由は?

自由死とは、役所に届け出ればどんな死に方でも、例えば自殺でもいいということで、この映画の中での話です。

劇中では明確な答えは言われませんでした。

しかし、お母さんがAIになって、いろいろ衝撃的な真実が明らかになって、朔也も相当ショックを受けていたことを考えると、お母さんは何もかもが明るみになる前に、いい思い出のまま死にたかったのではないかと推測します。

特にお母さんは、女性と恋に落ちていたが子供はできないので、子供をつくるために精子提供を受けたと言われ、震災の後に母親は父親と出会ったと思っていた朔也にとって、衝撃的なものでした。

しかし、朔也にとっては、最後にお母さんが話したいと言っていた内容を知るためにAIを作ったのに、知りたくない事実を知ってしまったことで、朔也にとってAIはとても皮肉なものになってしまいました。

それでは物語の流れを紹介します。

ネタバレ

石井朔也はお母さん(田中裕子)と二人で暮らしていました。

ある日、朔也が工場で仕事をしていると、お母さんから電話があり、「話したいことがある。帰ってこれる?」と電話がありました。

朔也はなんだろうと訝しんでいましたが、帰ってみると、大雨で川が増水していました。

その川辺にお母さんが立っていて、川に飛びこみました。

作也は助けようとして、川へ飛び込みました。

朔也は目を開けてみると、病院の中であり、なんと1年間寝たきりだったようでした。

お母さんは亡くなったようでした。

朔也は友人の岸谷(水上恒司)から、以前いた工場はAIに仕事が奪われて無くなったこと、そして現在では、リアルアバターという職業があり、クライアントの代わりに、目や手足になって要望に応えるという仕事があり、世間は変わったということを知らせました。

朔也は岸谷の勧めでそのリアルアバターになり、生計を立てることを決心します。

そして朔也はAIを製造している会社へ赴き、お母さんが最後に言おうとした言葉を知るために、お母さんのAIをつくりました。

そして、お母さんの友人だった、三好彩花のデータがあれば完成することも言われました。

朔也は自分の知らないお母さんを、彩花から知りたいということで、連絡を取りました。

彩花に連絡が取れましたが、災害後の施設にいたため、お母さんの代わりに部屋に住まないか提案します。

彩花は聞き入れ、朔也と彩花とVFのお母さんの三人で一緒に住むことになりました。

朔也はVFのお母さんに、なぜ自由死を申し込んだのか聞いても「わからない」と言われ、教えてくれません。

そして更に、お母さんからは「自分は他に好きな女性がいたけど、子供ができない」「精子提供をしてもらって子供を産んだ」とか想像超えた回答で昨也は混乱しましたが、彩花に聞いてみると事実だとのことでした。

ある日、朔也がリアルアバターでの仕事をしているのと、質の悪いクライアントから、めちゃくちゃな支持を出せれて、疲労困憊します。

そんな中、朔也はコインランドリーで女性の職員が、男性職員にひどく責められているのを見つけます。

朔也はその光景が、高校時代に教師を殴った時の状況と重なり、朔也は男性を首を絞めたりして押さえます。

その後男性は逃げましたが、その場にいた女性は、監視カメラで朔也に助けられた状況をSNSで全国に拡散し、朔也は一躍ヒーローになります。

そのNETを見て朔也にお金を振り込んだのが通称イフィー(仲野太賀)でした。

イフィーはアバターデザイナーで大金持ちでありますが、交通事故で車いす生活でした。

朔也はイフィーに気に入られ、自宅に呼ばれます。

そして、彩花もたまたま同席したところで、イフィーに見初められます。

最後に、朔也はお母さんから、生前に何を話したかったのか聞きました。

するとお母さんはあっさり答えました。「朔也を産んでよかった」「ずっと愛している」という言葉でした。

この後エンディングになりました。

まとめ

今現在でもAIは至る所で利用されていますが、AIはついには東大合格もするようになったようで、ますます人間を追い越していくような時代になりそうですね

AIは自分の代わりにできることが多いので便利ではありますが、暴走した場合は本当に怖いなとも思いますね。

皆様はどう思われますか?

今日はここまでです。 ではまた。

 

 

 

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