エンジェルフライトTheMovieが配信されました。
The Movieは一編に4ストーリーが絡み合っているので、分割してお送りしています。
今回はたった一人で車いすでの世界一周に挑戦した若者の話になります。
車いす生活は想像以上に過酷?
身体障碍者の生活では、まだまだ不自由だと言わざるをえません。
近年になってバリアフリー化が進んできているとはいえ、日本の社会でも、階段や狭い通路を使うことも多く、まだまだ不便なことも多いのが現状です。
一番大きな問題としては、世間一般での身体障碍者への無関心にあるとも思われます。
自分自身に手足があって当たり前、歩けて当り前のような世界で生きていますので、健康な方にとってはピンとこないのは当然ですね。
今回の話に戻りますが、これはバイク事故を起こして車いす生活になり、たった一人で世界一周にチャレンジし、SNSで配信しながらゴールを目指した若者の物語です。
あらすじ(ネタバレ)
父と子の確執
車いすで世界一周しているタケオミは、最後の目的地オーストラリアにいました。
そして動画配信では、「明日日本に帰ります。ゴールは後ほど配信します。」とのこしました。
その夜、プールサイドで酔っ払いが「障がい者のくせにじゃまだ。」と車いすにぶつかります。
その反動でプールに車いすが落ち、底のコンクリートに頭を打ち、亡くなりました。
その後、タケオミの遺体を、エンジェルハーツに日本への搬送を依頼されました。
今回の担当が、矢野雄也(矢本悠馬)と田ノ下貢(徳井優)になります。
矢野と田ノ下はタケオミの自宅へ遺体を搬送し、お父さんに「障がい者でありながら世界一周なんてタケオミさんはすごいです。」と称えましたが、お父さんの反応は意外なものでした。
お父さんは「そうでしょうか。人に迷惑をかけてまでやることではない。これは障害を売りにした感動ポルノだ」と吐き捨てます。
さらに「こんな悪ふざけをする必要があったのでしょうか?目立ちがりやですぐ調子に乗る!山登りもすぐにあきらめて。いつの間にかバイクを買って乗り回したと思ったらあのざまです。」
「リハビリも落ちこんで死にたいなんてもらして、何かネットをやりだしたと思ったら、急に世界一周すると言い出して、できるわけないだろ、普通に生きろと止めようとしました」
「現実は甘くない、犯罪やヘイトだってある。現実的に生きてほしかった」と止められなかった無念さがあふれていました。
しかしタケオミは「普通に生きられるわけないだろ」と反論し、結局世界一周を強行しました。
ネット配信が起こした奇跡
そんなお父さんとの会話のやり取りの最中、矢野はネットでタケフミが死んだことが拡散されていることを見つけます。
そして次々と心無いメールが届いてきます。
「最悪の結末!」「親は何してたんだ」「無理して生かせるからだ」「まわりがとめるべくだった」などなど。
お父さんはそれを見て、また自己嫌悪に陥ります。
そんな中、タケフミの死後、最後の動画が届きます。
「ゴールは静岡県の正覚寺です。一人で登れないのでだれか手伝ってください」と呼びかけていました。
すると、批判メールの中に、「待っています」とのコメントが入り込んだ途端に、たちまち「俺も行く」「これは行くしかない」「迎えに行くぞ」など応援コメントであふれてきました。
それを見た矢野と田ノ下はお父さんに「これは行くしかないです。行かなければ炎上しますよ」と誘います。
お父さんは最初はまさかと思っていましたが、あまりにも多くの励ましに、タケオミのおこなったことが、こんなに多くの人に影響を及ばしていることに驚愕し、正覚寺へ行くことを同意します。
矢野と田上そしてお父さんは、タケオミの棺と共に現場へ行くと、そこには多くに人がまっていました。
そこには泣きながらプラカードを持つ人や、「お帰り」と呼びかける人などであふれていました。
タケフミの棺をみんなで運び、ついに頂上までたどり着くことができました。
頂上には、ネットで最初「待っています」とメールしたイズミという女性が、車いすで待っていました。
イズミはお父さんに「ごめんなさい」と謝ります。
イズミはさらに「タケオミとはリハビリで知り合って、ネットでやりとりするようになりました。そして、いつも、自分の家が坂の上にあって外にはいけない。どこにもいけないよとぐちばかり言っていた。」とタケオミとの出会いをはなします。
そしてイズミはタケオミから「俺が世界一周して、どこへでも行けることを証明してやる」といって、世界一周する経緯をお父さんに話しました。
イズミはタケオミの棺に「一人出かけれるようになったのは、タケオミ君のおかげだよ。ありがとう」といって、花束を手向けます。
最後お父さんは、タケオミの棺に「よくやった。りっぱだった」と初めて息子を褒め称え、一緒にゴールを目指した人たちからも「世界一周おめでとう」とみんなで涙ながらに感動に包まれた瞬間でした。
障がい者の人たちにやさしい社会
最後、本当に感動的なフィナーレでした。
この物語の中でも、タケオミが世界中旅して、「みんな普通に接してくれる、哀れみもない、俺たち普通だったよ」とイズミとやりとりしているシーンがあります。
しかし、最初で述べた通り、障がい者の生活については、まだまだやさしくないことが多いと思います。
この物語の中でも、タケオミが世界中旅して、「みんな普通に接してくれる、哀れみもない、俺たち普通だったよ」とイズミとやりとりしているシーンがあります。
しかし、最初で述べた通り、障がい者の生活については、まだまだやさしくないことが多いと思います。
車、電車、バスどれをとっても、車いすでは簡単に乗り降りができないのが現実だと思います。
また家の中でも車いすで安全に暮らせる場所はどれぐらいあるでしょうか。
障がい者の自立を阻むのが、建物や乗り物の構造上の問題が大きいと思います。
たしかに人々の障がい者への気配りは、昔よりずいぶん向上してきたかに見えますが、全体的には障がい者への無関心は比率的にまだまだ多いとも思います。
今後も政府や地方自治体の方々に頑張って、障がい者の方々の生活の改善を尽力していただくことを願っています。
今日はここまでです。 ではまた。


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