これは原作が真鍋昌平の漫画作品であり、現在ビックコミックスピリッツで連載中です。
実写版としてNetflixで配信されましたが、脚本が根元ノンジが担当しています。
この人は「正直不動産」など最近の話題作を数多く手がけています。
彼が手掛けた他のドラマを観たことはありますが、特徴としては難しい題材でもやさしく解説されているので、その業界に疎くてもわかりやすく、そしてテンポがいいので疲れないです。
漫画を実写化されているドラマも多いですが、漫画の世界観もくずしていないので、人気がある脚本家だということがよくわかります。
「九条の大罪」の主人公は九条間人(柳楽優弥)で、自らを性格の悪い弁護士と謳い、世間からは反社会の人間を弁護する悪徳弁護士と思われています。
今回はある闇社会に陥った若者が、その犯罪グループから抜けられない苦悩を、どうすれば救えるのかをテーマにした話になります。
若者の犯罪から抜けられない構造
曽我部聡太(黒崎煌代)は薬の運び屋をしていまします。
ある日、反社の壬生憲剛(町田啓太)から九条に曽我部を職質から守ってほしいとの依頼があります。
そのころ曽我部はお菓子箱の中に大麻を入れ、町を歩いていると警官に職務質問されてしまいます。
そこに九条が通りかかり、携帯で録画を取りながら、違法捜査の保全証拠と言って、警察の職質から曽我部を救いだします。
九条が曽我部を事務所に案内したとき、烏丸真司(松村北斗)が以前、曽我部の弁護をしたことを話します。
烏丸の説明で、曽我部は昔、強盗致傷罪で実刑判決をされていることがわかりました。
しかしそれは、親玉である金本の指図で、金本の責任を全部を曽我部に押し付けてため、曽我部が服役しなければならなくなったということでした。
金本は曽我部に最も検挙される確率の高い大麻の売り子として働かせています。
さらに曽我部の自宅を大麻以外にもコカインの置き場所としても利用します。
そうしているあいだ、ついに曽我部は警察にコカインと大麻の所持で現行犯逮捕されてしまいます。
九条と烏丸は、刑務所に入れられた曽我部と接見します。
そして金本も共犯とみなされ逮捕されていることを曽我部に話します。
烏丸は曽我部に「金本に強要されて、コカインや大麻売った」と警察にありのまま自供するようにうながします。
しかし、九条は「金本の名前は出すな。自分ですべての罪を被れ」と意外な指示に、烏丸はびっくりしましたが、曽我部は納得してました。
その後、九条と烏丸は金本にも面会し、九条は「曽我部は金本のことは何もしゃべらない、とにかく20日間緘黙(何もしゃべらない)しろ、20日間耐えれば証拠不全で釈放される」と金本を救う提案をしました。
烏丸は弁護士の発言とは思えない九条の発言に、戸惑いながらも司法ソーシャルワーカーの薬師前仁美(池田エライザ)と共に、再び曽我部に接見し、釈放後に身の安全を保障するから、金本から脅されたことを警察に言うように促しますが、曽我部は断ります。
曽我部は「それでは何も変わらない」といい、ここから九条の真意を話します。
曽我部は九条から「警察は営利目的の組織犯罪とみて捜査している、ここで金本のことを出したら、実刑判決が3年になる、しかし、曽我部が釈放されても組織を売ったということで、命の保証がない。
しかし、これを単純に自己所有と言えば、実刑が1年半になり、曽我部の命も保たれる」と言われたことを烏丸と薬師前に話し、自分の命を守るため、自分が罪を全部被ることを決意します。
そして金丸は釈放され、曽我部は1年6か月の実刑判決になりました。
しかし組織の中でいろいろと物事が動きます。
金丸をリークした人物を、壬生と金丸で始末します。
そして、金丸自身も組織の幹部の指示により、壬生に殺されます。
曽我部の服役中に、烏丸が接見し、「出所したらお父さんが迎えに来る、入れ墨も消した」とお父さんが待っていることを伝えると、曽我部は伏見組の組織的な犯罪をリークし、その代わり入れ墨を消して会心することを約束しました。
これで曽我部は反社とのつながりが消え、社旗復帰できると思われました。
しかし残念なことに、将来的に、また悪の道に返り咲いてしまいます。
若者の犯罪の傾向
近年若者の犯罪率は減少していましたが、最近では闇バイトが犯罪率を押し上げているようです。
その原因は簡単にNETで申し込めることができ、気楽なバイト感覚で始めてしまうからです。
その背景にあるものは、家族と会話をしなくなった、家族内の虐待、勉強不足といった現在の社会的な側面からの影響があるようです。
そして一度グループに入ってしまいますと、抜け出すのは至難の業です。
受け子ならただ物を受け渡すだけで、割のいい金がもらえるので、気軽に続けてしまいます。
例えもし抜けたいと言っても、身分証を掴まれているので、家族まで脅されることも考えられます。
そして誰にも相談できないまま、捕まって初めて家族が知ったりすることも多いようです。
子供たちをこういう犯罪から守るには日ごろからのコミュニケーションと、教育が必要だと思いました。
まとめ
九条の大罪は連載もずっと続いているで、ドラマも続編ができるといいですね。
今回は内容が深いので、話のパートに分けてお送りしたいと思います。
今回はここまでです。ではまた。

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