緊急取調室 The Final延期理由は
緊急取調室The Finalがついに公開されました。本当なら2024年に公開される予定が、丸一年かかってしまいました。
理由は市川猿之助の事件のためです。両親の殺人ほう助でしたが、当時は大きく世間を賑わせていました。
今回の映画は、総理大臣が被疑者という大変重要な役柄だったため、取り直しにも相当な時間がかかることが予想されました。
代役は石丸幹二になりましたが、映画館で観たところ、演技自体は代役を感じさせない見事なものでした。
そして2025年冬に、漸く公開されましたわけですが、前作が2022年だったので、約3年ぶりのキントリ(緊急取調室の略)の放映でした。
久しぶりでしたがスクリーンでは、いつものメンバーが見れてほっとしました。
緊急取調室のメンバー
キントリ(緊急取調室)は2014年から開始された、天海祐希主演の刑事ドラマです。
真壁有希子(天海祐希)は元SITでしたが、移動で新設された緊急取調室に配属になります。
緊急取調室は別名キントリと呼びます。ここは、今までのような閉鎖された部屋ではなく、被疑者の人権を守るため、誰でも見えるように可視化されて、取り調べを行う部屋になっています。
このドラマが、数多くある他の刑事ドラマとの違う点は、大半の時間をこの取調室でとるということです。
真壁を支える初期のメンバーは、管理官の梶山勝利(田中哲司)、小石川春夫(小日向文世)、中田善次郎(大杉連)、菱本進(でんでん)であり、いかにも刑事役にふさわしいベテラン俳優に囲まれているので、見ていてとても安心感があります。
他には管理官の指示により、現場で調査する刑事役のコンビである監物大二郎(鈴木浩介)、渡辺鉄次(速水もこみち)の通称モツナベも存在感があります。
取り調べを行うときは、二人でコンビを組み、一方が威嚇するなら、もう片方は被疑者に手を差し伸べていく、抜群のコンビネーションで、被疑者を自供へと追い込んでいきます。
そしてこのドラマの醍醐味は何といっても、取調室での被疑者との対決する場面です。
その被疑者がどれもこれも曲者ばかりで、こんな人をどうやって自供させるんだろうと、いつも考えさせられて、見入ってしまいます。
キントリを支える被疑者役
そのようなドラマなので、被疑者側の演技力も、非常に高いものを要求されています。歴代の被疑者を挙げますと
2014年 高島政伸 林家正蔵 安達祐実 神保悟志 泉谷しげる 竹財輝之助 芽島成美 西尾まり 根岸季衣 正名僕蔵 満島真之介 浅野和之 篠井英介 草刈正雄
2015年 松下由樹 斉藤由貴
2017年 三田佳子 村田雄浩 福士誠治 横田栄司 酒井美紀 入江雅人 ピーコ(鳥)矢田亜紀子 塚本高史 鶴田真由 田中美奈子 西原亜希 阿知波悟美 渡辺真紀子 鶴見辰吾 眞島秀和
2019年 浅野温子 市川由衣 松井珠理奈 紺野まひる 仙道敦子 今井悠貴 松本まりな 鷲尾真知子 真野響子 土居志央梨 倉科カナ 大久保佳代子 橋本じゅん 三宅弘城 入江甚義 坂東龍汰 吉川愛 吉田鋼太郎
2021年 桃井かおり 神尾風珠 甲本雅裕 高橋メアリージュン 黒川智花 小池徹平 丸山智己 駿河太郎 瀧内公美 板谷由夏 宮澤エマ 尾上寛之 大谷良平 大塚寧々
2022年 浜田俊也 菜々緒 井上順 木村了 高畑淳子
です。今年、映画を上映しているので、それを含めると11年余りにかけての大作になります。
以上のように出演された被疑者役の方々を、改めて挙げてみますと、見られた人は大変長い歴史を感じるのではないでしょうか。
Finalのあらすじ(ネタバレ注意)
それではFinalについて見ていきたいと思います、
大型台風が日本に上陸し、被害が拡大したため非常事態が宣言されました。国民の支持が高い時の内閣総理大臣、小山内(石丸幹二)は緊急会議を開きましたが、その会議に当人は10分の遅刻をしました。
小山内総理は被災した静岡の病院に駆けつけ、ねぎらっているところ、一人の男が「なぜ10分遅れたんだ」と叫びながらナイフで総理を襲いました。
当然取り押さえられましたが、容疑者の目的を暴くため、キントリ(緊急取調室)へ連行されました。
取り調べでは、容疑者の森下(佐々木蔵之介)は「総理を呼んだら話してやる」との一点張りで通りてましたが、急にその場でたおれてしまい、病院へ運ばれてしまいました。
警察の調査の結果、総理と森下容疑者は、25年前の大学のヨットレース仲間であり、今回の襲撃は、その時に起きたボートレースの事件がかかわってることを突き止められます。
捜査班は当時の事件で、総理が関与している事実を暴くため、なんとしてでも取り調べを受けさせるように画策します。
そして捜査班は、台風の災害の支援を理由に、警視庁へ訪問させることに成功し、強引に取調室まで誘導し、対峙します。
最後は自白に追い込みました。
まとめ ファイナルの違和感
これでファイナルかと思うと、とても寂しいものがありますが、ストーリーとしては少し違和感がぬぐい切れないなと感じています。
例えば、台風の災害中だったにもかかわらず、なぜ要望を受けて警視庁へ訪問したのか。
それも取り調べを受けることをうすうす感じながら、「自分は逃げない」と自ら奮い立たせて警視庁へ訪問するという、わざわざ墓穴を掘るような行動をしてしまったのか。
また、秘密を暴かれて結局辞任するのですが、これだけ国民の信任が厚い総理が、25年前の過ちをしたとはいえ、急に辞任するという展開はどうなのかなあと思います。
普通ならばそこまで支持されているなら、国民の審判を仰いでから判断するのが、普通の政治のながれではないかと思います。
台風も過ぎたことで、一区切りがついたからということですが、それでも辞任することが潔いとは感じませんでした。
首相を辞任させたということで、緊急取調室も責任を取って解散になりましたが、最後のテロップで、「メンバーの数名は名前を変えて存続を・・・」と流れていたので、名前を変えて継続することがあるのかもしれません。
また同じメンバーでお会いできる日を楽しみに待ちましょう。
今日はここまでです。 ではまた。。


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